アルバイトの中には、何の連絡もなしに、いきなりアルバイトに来なくなる人がいます。
これは、雇用主が一番迷惑することです。たとえどんな理由があったとしても、このような辞め方を平気でするような人は人間性が疑われてしまうので、絶対に避けたい辞め方です。
アルバイトとはいえ、あなたは必要な人材として雇われたのです。
あなたの労働力が、何の前触れもなく、急になくなってしまったのでは、残されたスタッフも大変迷惑します。
私の知人に、このように急にアルバイトを辞めた人がいました。
たしか1ヵ月近くアルバイトをしていたはずですが、店長とものすごい喧嘩になったとかで、以来、急にアルバイトに行かなくなってしまいました。
何度か店長から携帯に連絡があったそうですが、腹が立ったので無視していたそうです。
そして、その後、アルバイト料は支払われなかったそうです。
法的にいうと、雇用主は、アルバイトが辞めてから7日以内に給料を支払わなければいけないことになっていますが、この場合、知人は、辞める旨を伝えていない以上、辞めていないことになっているのかもしれません。また、黙って辞めて、音信不通にしていたのですから、その後で給料を頂きには行きにくいものです。きちんと話し合った上で辞めていればこんなことにはならなかったでしょう。
アルバイト先がすんなり辞めさせてくれなさそう、辞めると言いにくいなどという時でも、雇われている以上、きちんと辞めるということを伝えなければなりません。
確かに、これはどんな人でもいいにくいものです。
しかし、ここは避けては通れません。
どうしても会いにくい時には、電話でもいいので、必ず辞める旨を上司に伝えましょう。