アルバイトをしたけれど、給料日の前に辞めてしまった場合はどうなるのでしょうか?
実は、雇用主には、アルバイトをたった一日で辞めてしまった人に対しても、その一日分の労働力に対して、きちんと報酬を払わなければいけないという義務があるのです。
しかし、実際は、すぐに辞めてしまったアルバイトに対しては、報酬を支払っていない雇用主も多いようです。
アルバイトをすぐに辞めてしまった人は、雇い主への罪悪感から、アルバイト料を請求しないで泣き寝入りしている人も多いようです。
また、貰えないものだとはなから思っている人もいるようです。
実際、私の友人は、アルバイトを始め、あまりに仕事内容がハードだったため、一週間ほどで辞めてしまったのですが、働いた一週間分の給料はとうとう振り込まれなかったそうです。
逆に、一日しか勤めずに、しかも黙って帰ってそのまま辞めたという友人もいましたが、この友人には、後日、交通費と一日分の給料がきちんと振り込まれていたそうで、貰ったほうも驚いていたということもありました。
後者の方は、大きな会社でのアルバイトだったので、そのあたりはきちんとしていたのかもしれません。
もしも、短期間で辞めてしまったアルバイト先から、まだアルバイト料を頂いていないということがあれば、アルバイトを辞めてから二年以内であれば、給料の請求ができます。
もし、それでも給料が支払われない時は、労働基準監督署へ相談に行きましょう。